3月14日 平成24年第1回定例会予算特別委員会総括質疑より

五輪招致機運盛り上げにツイッター等の活用を


<オリンピック・バラリンピック招致>
山﨑一輝
ブログやツイッター、フェイスブックは現在では、重要なコミュニケーションツールとなっている。芸能人や文化人のメッセージ、あるいは「つぶやき」は、スポーツに対して関心のない層からの共感や支援を獲得することにつながると考えるが。

細井スポーツ振興局長
すでに招致委員会では、日々の活動記録をフェイスブックで発信し、徐々に賛同の輪を広げているが、今後は、芸能人や文化人等も含めて、発信力のあるさまざまな著名人にオリンピック・パラリンピック招致に賛同をいただき、みずからの言葉でそれらの情報を発信してもらえるよう働きかけていく。

山﨑一輝
例えば『君も聖火ランナーになれる』と呼びかけたり、『君がオリンピックの縁の下の力持ち』といって親子ボランティアを依頼したりするなど、招致を獲得した後の具体的なイメージを持ってもらうことで、都民の招致機運が一層高まるのではないか。また、開催直前の最終合宿、最終調整を、国内各地で行うことをあらかじめ示しておけば、全国的な招致機運醸成につながると考えるが。

石原知事
招致機運を盛り上げるために、なかなか卓抜なご意見をいただいたので、早速、具体的に検討したいと思う。

<豊洲新市場の整備>
山﨑一輝
新市場は豊洲地区のまちづくりをリードしていく役割もある。地域との一体感を感じられるような施設として、設計、デザインにおいて、どのような工夫を行い、景観形成を図っていこうとしているのか。

中西中央卸売市場長
豊洲新市場予定地は都心にも近く、豊かな水辺空間に囲まれ、豊洲街区の約4割を占めることから、新たなまちづくりの核にもなり得る地域だ。このため、3つの地区に建設される大きな施設が互いに一体性を保ちながら、地域に溶け込んだ風景をつくり出せるよう、大屋根を太陽光パネル等で分節化し、緩やかに上空に膨らんだ曲面形状とすることでボリューム感を軽減し、リズミカルなスカイラインを形成するなど、設計、デザインの工夫を行う。